芸協トピックス

協会員サークル活動

  • 駄句だく会(3月)句会報

更新日2016年9月23日

月 日-平成28年3月14日(月)
出席者-桂小文治・桂文治・一矢・雷門小助六・神田松鯉・斎須祥子・山遊亭金太郎・山遊亭くま八・春風亭傳枝・昔昔亭桃之助・松浦ひかり(ゲスト)・柳亭芝樂
不在投句-鏡味味千代・春風亭小柳枝(五十音順)
句会場-喫茶「待合室」
兼題-「卒業」

比田 誠子 選
特 選
◎竜天に東照宮に下駄の音  文治
◎十五歳剣道初段卒業す 祥子
◎いつもの日いつもの道に風光る 味千代

佳 作
卒業の子に静かなる月曜日  ひかり
出不精が花の便りに動き出し 祥子
初花の下で旅人ハイチーズ  芝樂
雨を負ひ彼岸桜の紅たわわ  松鯉
幾度の卒業重ね老いにけり 小柳枝
芽柳の人待つ風情浮御堂 松鯉
零歳児卒園の子を仰ぎ見て  味千代
上を向き涙堪ふる卒業歌 文治
卒業式チャペルの鐘の高らかに  味千代
御仏の鼻筋撫づる花の雨  ひかり
もう涙卒業式のリハーサル  桃之助
仏頭とパゴタを仰ぎ雪割草 桃之助
剪定のクレーン作業絶景か 芝樂
雨の中はしやぐ文治と柳の芽  傳枝
啓蟄や床で一日我一人  小助六
春雨に濡れて飛びかふ都鳥 一矢
柳芽吹き不忍池狭まりぬ  金太郎
花の雨しつぽり濡るる西郷どん 小文治
春の雨手にコーヒーの温かき 小助六
卒業歌ボーイソプラノ混じりけり 松鯉
ひよつとこがおかめ桜を愛でてをり 祥子
桜咲き上野の山の膨らみぬ  金太郎
耐へてきし避難家族に遠き春  小柳枝
卒業歌鳥と一緒に唄ひけり 松鯉
若草の弾力に浮き石畳  くま八
寄席太鼓花見の話に和みをり 小柳枝
雨と池ひとつになりて春霞 傳枝

雨に色深めて彼岸桜かな  誠子

*今年最初の吟行は上野公園に行きました。冷たい雨が降りしきるあいにくのお天気でしたが、「雨の風情もまた佳きかな」と公園口から不忍の池まで歩きました。
今日は特別ゲストに芝樂さんのお知り合いの松浦ひかりさんが参加されました。裏千家のお茶の先生で俳人協会の会員でもあるという、とても美しい方です。雨の吟行会もぱっと明るくなりました。
(誠子 記)

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