芸協トピックス

協会員サークル活動

  • 駄句だく会(12月)句会報 

更新日2016年1月5日

月 日―― 平成27年 12月 25日(金)
出席者―― 桂小南治・桂夏丸・神田松鯉・一矢・斎須祥子
山遊亭金太郎・山遊亭くま八・三遊亭遊吉
春風亭小柳枝・昔昔亭桃之助・柳亭芝樂 (五十音順)
不在投句――鏡味味千代・桂右團治・桂文治・春風亭傳枝
句会場―― 浅草演芸ホール楽屋
兼 題――「クリスマス」

比田 誠子 選

特 選 
◎顔見世の果てて浮かれしまま歩く 松鯉
◎雪吊りを見上げてくぐる二天門 一矢
◎救急のサイレン聖夜を引き裂きぬ 小柳枝
◎冬木の芽新米ガイド奮戦中 金太郎
佳 作
帰宅してテレビをつけるクリスマス  芝樂
冬の水色無き世界を鯉泳ぐ くま八
氷上に異次元スコア陰陽師 一矢
クリスマスカラーに灯るスカイツリー 桃之助
冬日差すタイムカプセル埋蔵碑 金太郎
初孫と二十年ぶりクリスマス  味千代
売れ残り聖菓頰張るアルバイト 桃之助
祈願絵馬誤字脱字あり歳の暮  遊吉
スマホより一斉放射の賀状かな  小南治
伝統を楽屋火鉢の語りをり 小柳枝
ぬひぐるみ喋りたさうに冬の夜半 味千代
クリスマスケーキ出てくる縄のれん 右團治
数へ日やビルの窓拭き蝶のごと  祥子
触れてみし裸木にある温みかな  松鯉
家ごとに小さき幸せクリスマス  松鯉
吾子の指ぷくぷくぷくと小春かな  味千代
掛け合ひで何話しをる鷦鷯(みそさざい)傳枝
しづかなる誠子先生との聖夜 小南治
クリスマス我関せずの寄席囃子 夏丸
冬の目高水面の餌を見上げをり 文治
クリスマスケーキまづ仏壇に供へたる 味千代
湯上りの肌のほてりや柚子かをる 傳枝
マフラーに二人つながりクリスマス 右團治
ふーとひと息柚子湯につかり今日を消す 小柳枝
駅中の清掃サンタの衣装着て  祥子
枯葉舞ふ酒樽積みし浅草寺  遊吉
歳末の雑踏見下す大わらじ 小柳枝

屋形船墨田に浮かべクリスマス  誠子

*今年最後の納めの句会は、みんなで浅草寺境内を歩きました。初参加の一矢さんに吟行の面白さを知ってもらうため、金太郎さんが企画したものでした。それにしっかり応えて、俳句は初めてという一矢さんが<雪吊りを見上げてくぐる二天門>という堂々とした佳句を作られました。これで一矢さんは俳句のとりこになり、他の皆さんはまた一段と作句意欲が湧いて来たのではないでしょうか?来年もどうぞよろしく。
(誠子 記)

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