更新日2012年12月26日
去る12月25日「玉川スミお別れの会」を開催いたしました。
故人を思うたくさんの方々のご参席を賜りました。厚く御礼申し上げます。
会場で最後に流されました、スミ師匠のお言葉を転載しご挨拶に代えさせて頂きます。
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生きているということは、みなさん、こんな素晴らしいことはございませんよ。
生きていればこそ世の中の、嬉しいこと、楽しいこと、悲しいことが全部、目に入ってくるじゃぁございませんか。
神様から預かった人間の命。むやみやたらに粗末にしないで命のある限り、一日でも長生きをして、時代の移り変わりをじっくり自分の肌でかみしめて、歳をとったら過去を振り返ってみて、嫌な思い出でも懐かしい楽しい思い出に代えて長生きをするのが人間の責任じゃぁないかと思うんでございますが、いかがお考えになりましょう。
どうぞ元気な間はね、怠けないで一生懸命働いて頂戴よ。
死んでからゆっくり休めばいいんだよ。
~丁度あたしのお別れ時間、それじゃぁみなさんさようなら~
どうもありがと
(玉川スミ、高座の一節より)
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