更新日2019年3月25日
平成31年3月24日(日)、当協会所属の三遊亭金遊(本名:長峰一治 ながみねかずはる)が急病のため、公演先の岡山市にて逝去しました。享年69
【略歴】
昭和26年7月13日生まれ (出身地 千葉県佐原市)
昭和45年3月 四代目三遊亭圓遊に入門「楽遊」
昭和49年4月 二ツ目昇進、三遊亭金遊となる
昭和60年9月 真打昇進
淡々と語る、力の入ることのない整然とした口調で聴かせる本格派の演者でした。
持ちネタは多く多岐にわたり、得意演目は「心眼」「文七元結」「小言念仏」「子ほめ」「錦の袈裟」「寝床」「時そば」ほか
高座にも映し出される、無頼派として群れることない立ち振る舞いは、仲間内から熱く支持を受け、後輩からも広く慕われる存在でした。
昨年末二ツ目昇進した一番弟子三遊亭金の助と前座の三遊亭金かんと二人の弟子の育成に力をそそいでおり、これからを嘱望される二人の行方を見届けられないことが無念であることと思います。
平成31年3月23日、一番弟子三遊亭金の助の地元・岡山で開かれた「三遊亭金の助二ツ目昇進記念落語会」が最後の高座となりました。演目「真田小僧」
なお、葬儀はご遺族のご意向により執り行われません。
謹んでご冥福をお祈りいたします。