更新日2022年2月6日
令和4年2月4日(金)午後12時55分、当協会所属の漫才師 東城しん(本名:山下清 やましたきよし)が解離性大動脈りゅうのため、帝京大学病院にて逝去しました。
享年74
【略歴】
昭和23年(1948年) 7月29日生まれ (出身地 熊本県水俣市)
昭和45年(1970年) Wモアモア結成
昭和55年(1980年) 3月 社団法人落語芸術協会(現在は公益社団法人)入会
昭和60年(1985年) 漫才協団(現在は漫才協会)真打に昇進
お国訛りのある「けん」の大ボケに飄々としながらも「しん」の鋭いツッコミがぴったりとマッチして爆笑を生み出したWモアモア。
背が高くスマートな二枚目の東城しんと、丸くてぽっちゃりして可愛い(?!)東城けんの組み合わせは、結成当時からゴールデンコンビと嘱望され、その期待通りに正統派漫才として第一線で活躍しました。コンビとしての活動がなくなるまでは、寄席の顔付けで外されることはほとんどなく、どの寄席でも重用されてました。
1年前にコンビ別れをしましたが、その後は才覚生かしてピン芸人や司会業を主として活躍しておりました。
相手を否定しない、面倒見の良い性格などから、先輩後輩、男性女性を問わず可愛がられ慕われた存在でした。
最後の寄席定席出演は2019年8月15日のお江戸上野広小路亭でした。
なお葬儀は2月7日に関係者で執り行われます。
謹んでご冥福をお祈りいたします。