協会員プロフィール
- 芸名
- 三笑亭 笑三
- 芸名ふりがな
- さんしょうてい しょうざ
- 本名
- 斧田 道男
- 本名ふりがな
- おのだ みちお
- 生年月日
- 大正14年10月28日
- 逝去日
- 平成30年10月24日
- 出身地
- 東京都
- 芸種
- 落語
- 階級
- 真打
- 出囃子
- 並木駒形(端唄)
- 芸歴
- 大正14年(1925年) 早稲田第二高等学院在学中、学徒動員。昭和21年 八代目三笑亭可楽師匠に入門「可寿美」
昭和25年(1950年) 「柳亭春楽」と改名
昭和29年(1954年) 二代目三遊亭圓歌師匠門下へ移り「歌風」
昭和35年(1960年) 可楽門下へ戻り「三笑亭笑三」
昭和36年(1961年)4月 真打昇進
昭和52年(1977年)12月協会の理事に就任
役員として長く協会の運営に尽力された師匠は、早稲田第二高等学院在学中に学徒動員として出兵、激動の時代の中復員後に落語家となりました。
平成28年まで8月下席の浅草演芸ホールで大喜利の司会を務め、若手への愛のあるツッコミは客席、楽屋でも話題をさらいました。大喜利は師匠の意志を継ぎ今も8月下席で行われており、次の世代にバトンが繋がっています。その浅草演芸ホールではプログラムの表紙絵を担当していました。年賀状などの手紙にも自身のイラストを必ず描くなど、まめで絵のセンスもありました。特技の8ミリ・16ミリカメラによる映画制作においては、その腕前はプロ級で、プロダクションを立ち上げて作品を残されるなど、多彩な才能で多くの人を魅了しました。
得意演目は「安全地帯」「異母兄妹」「大師の杵」「悋気の火の玉」など。
多くの新作落語も生み出し“ハイカラ”という言葉が似合う師匠でした。
寄席としては平成29年1月6日の国立演芸場が最後の高座となりました。
演目「消費税」
- 受賞
- 昭和39年(1964年) 芸術祭奨励賞
- 著者
- 「三笑亭笑三のRAKUGO人生」(北泉社)刊
「話上手になる秘訣」(スタッフ21)
- 趣味
- 特技として8ミリや16ミリカメラの映画制作はプロ級の腕前、漫画やビデオ製作も玄人はだし。