協会員プロフィール
- 芸名
- 春風亭 小柳枝
- 芸名ふりがな
- しゅんぷうてい こりゅうし
- 本名
- 臼井 正春
- 本名ふりがな
- うすい まさはる
- 生年月日
- 昭和11年1月18日
- 逝去日
- 令和6年1月31日
- 出身地
- 東京都新宿区四ッ谷荒木町
- 芸種
- 落語
- 階級
- 真打
- 出囃子
- 梅は咲いたか
- 芸歴
- 昭和40年(1965年)5月 四代目春風亭柳好に入門、笑好
昭和43年(1968年)9月 二ツ目に昇進
昭和51年(1976年) 春風亭柳昇門下に移り鶏昇
昭和53年(1978年)9月 真打昇進 九代目春風亭小柳枝を襲名
【得意演目】
「二番煎じ」「井戸の茶碗」「柳田格之進」「抜け雀」「文七元結」「妾馬」 など
サラリーマン生活を経て四代目春風亭柳好に入門、のちに春風亭柳昇門下へ移籍。
端正な高座が魅力の古典落語の本寸法。当協会の重鎮で且つ偉大なる存在でした。
他にも、寄席の夏の風物詩、ハワイアンバンド「アロハマンダラーズ」のウクレレとボーカルを務める一面も。柔和な笑顔と厳しく律するその姿勢は万人に愛される師匠でした。
平成7年6月理事就任、令和元年より相談役。当協会の指導役として長きにわたり協会発展に努めました。
平成28年脳梗塞で倒れた後もリハビリにつとめ、幾度となく寄席の高座をつとめ、アロハマンダラーズでは唄を披露しましたが、加齢もあり近年は高座の機会がありませんでした。
1月 31日は朝食を食べた後、穏やかな顔で眠るように亡くなられたとのことです。
寄席定席の最後の高座は平成30年9月20日浅草演芸ホールでの「厩火事」でした。
- 受賞
- 昭和51年(1976年)NHK新人落語コンクール優秀賞
平成3年(1991年)度文化庁芸術祭賞
平成25年(2013年)度文化庁芸術祭大衆芸能部門大賞
- 著者
- ビデオテープ(抜け雀、妄馬)(株)プランニングテレビジョン
CDテープ(キング落語名人会、船徳、妄馬)
ほか
- 趣味
- ウクレレ演奏、日曜大工、山歩き
- コメント
- 先人師匠方の創られた良き落語の継承と伝達。