協会員プロフィール

山遊亭 金太郎
芸名
山遊亭 金太郎
芸名ふりがな
さんゆうてい きんたろう
本名
佐藤 敏弘
生年月日
昭和31年6月4日
逝去日
令和1年9月17日
出身地
山形県小国町
芸種
落語
階級
真打
出囃子
童話「金太郎」
芸歴
昭和53年(1978年)2月 故桂小南に入門 桂南てん
昭和59年(1984年)9月 二ツ目昇進 山遊亭金太郎
平成3年(1991年)10月 真打昇進

得意演目は「ねずみ穴」「百年目」「柴舟」「阿武松」「禁酒番屋」「ちりとてちん」。余芸として百面相など得意としていました。

陸上自衛隊除隊後、東京で上方噺に取り組み「小南落語」として知られる二代目桂小南に入門、稽古の鬼と称される師匠のもとで修業を重ね、真打昇進の際、師匠の前名である「山遊亭金太郎」を襲名。以降小南落語の継承の要となりました。
明るい口跡で幅広い演目を口演する当協会で欠かすことのできないベテラン演者でした。先輩・後輩からも愛され、慕われ、役員として協会のまとめ役にも尽力しました。
平成27年より公益社団法人落語芸術協会 監事就任。本年6月より理事就任。

当協会の俳壇「駄句だく会」で番頭を務め、当協会きっての俳人でもありました。また元自衛官という事で、東日本大震災の際には予備自衛官としても復興支援にも従事。

昨年8月骨髄異形性症候群病を患い以来闘病中でしたが、本年2月親族からの骨髄移植を受け、病院内で患者向けに落語会を開くなど順調に回復したのですが、6月急性骨髄性白血病を発症。このたび帰らぬ人となりました。これからの円熟期を前にした訃報が悔やまれてなりません。

令和元年7月8日、入院先の筑波大学付属病院内で医療関係者や入院患者向けに開催した落語会が最後の高座となりました。
演目「ぜんざい公社」
得意ネタ
ねずみ穴、百年目、柴舟、阿武松
趣味
現在は俳句、芸協俳壇駄句だく会番頭、「台所・お風呂の川柳」選者
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